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(1)宗教法人 貞泉寺本堂屋根葺き替え工事 2003年4月着工〜7月20日完成
高畠山(こうばくざん)貞泉寺
 高畠に貞泉寺という古刹あり。貞泉寺は、そのむかし高畠城(別名鐘ケ城)城主の菩提寺であった。当時高畠は交通の要所として重きがおかれたところで寺の号高畠山(こうばくざん)はそこに由来する。また広い境内には織田信長の直系、織田信浮公の伯父織田信常夫妻の墓があり織田家の菩提寺としても知られている。墓地の一角に明治維新のころ活躍した新撰組の一隊士片岡敬斎の墓もある。
 また、貞泉寺本堂欄間の透彫りは近隣にない見事なもので、中国二十四孝という親孝行の物語を彫ったものである。彫師は高山文五郎。長男専蔵、二男富重の父子による。
     
屋根全面に見られる赤錆 雨漏りのあと 箕甲・破風部下葺き材施工

新しくなった正面大鬼 工事完成後の様子(本堂北面) 工事完成後の様子(本堂正面)
     
(2)宗教法人 自性院虚空蔵尊御堂屋根葺き替え工事 2005年7月19日着工〜9月5日完成
自性院虚空蔵尊について
 自性院境内に鎮座まします虚空蔵様は、詳しくは福威智満虚空菩薩と申します。虚空(宇宙)のように広大無辺の福徳と智恵とを蔵して、人々の願いをかなえさせるという、福の神である大黒様と智恵の文殊様を合せたような大変有難い菩薩様であります。そして丑と寅年生まれの方の守り本尊であります。
 虚空蔵堂建立の縁起は不明でありますが、御本尊は鎌倉時代と推定されており、自性院の建立(室町時代)と同時期に祀られたのではないかと思われます。
     
軒先茅負の腐食 軒先葺地の腐食 屋根全体に見られる赤錆と野地板の歪み

工事完成後の様子 工事完成後の様子 新しくなった看板
     
(3)社会福祉法人 高畠保育園保育室模様替え工事 2004年6月
保育室の模様替え工事で大切にしたのは色彩で、子供達が和めるようにそして、かわいらしい保育室を考えてみました。子供達を花にたとえそこに集まるいろんな仲間達を各保育室の出入り口に、デザインしてみました。
     
完成後の保育室 保育室のデザイン建具

     
(4)冨樫様邸ガーデニングプラン 
    2004年4月26日〜5月22日(一期工事)2005年6月20日〜7月20日(ニ期工事)
プラン1:冨樫様のガーデニングの要望として、花壇と芝生がある庭。そして、孫と一緒に遊べる庭との事でした。形にこだわってみました。材料も中古枕木(カナダ産)とガーデンウォールブロックとの組み合わせ。土地の形に合せてウッドデッキと十二角形のウッドベンチ等を配してみました。
     
工事前(プラン1) 工事後(芝工事前) 芝工事完了後の様子

今回は、牧場のような庭と思いました。材料は、新品枕木(国産)唐松の丸太と杉板、大きくとった花壇2ケ所と梅の花びらの花壇そして芝生。木材にこだわり和める庭を考えて見ました。
工事前(プラン2) 工事後(芝工事前) 芝工事完了後の様子
     

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