我が家の一応元気な車達の紹介です。かみさんと結婚した年の Datsun280ZXturbo です。長男が生まれた年の Cityカブリオレ もありましたが、昨年の7月末にかみさんの車に化けてしまいました。でも、もう一台部品とりとしてとっておいた黒カブがあります。こちらの方が調子がいい感じです。
Datsun280ZXturbo Tバールーフ 北米仕様 (家族からの冷たい視線 第1号車)
1978年、初代Zのロングノーズ&ショートデッキスタイルを受け継ぎながら、2代目の「S130」が誕生しました。82年には国内で2リットル車にターボ車が販売されましたが、北米向けには2.8リットルの「280ZXターボ」が1年という短い期間だけ作られました。 今のところ快調ですが、これまで修理?回目。またボディーの錆びやこれからの修繕予定箇所がたくさんあります。結構、手間と金がかかります。いつ機嫌が悪くなるのか分からないところが不気味です。今回、車検でしたが部品調達の関係で戻ってくるまで3週間かかりました。また、夏にはいりエアコンのコンデンサーからガス漏れが・・・・。それに続いて、ブロワーのコントロールユニットの動作がおかしくなってきました。100%の状態を保てるだけの修繕の資金が続きません。 車としてのパワーを求めるなら3リットルのZ32や3.5リットルのZ33でしょうが、ロングノーズショートデッキの「Zカー」の雰囲気」はS30やS130に限ります。デザイン的にはS30の方が好きですが、乗っては、280ZXターボはパワステ・エアコンなどの快適装備もありますし、ターボも健在で優雅にのんびりと走るだけのパワーは充分持っています。以前、テスターでパワーとトルクを計ってきましたが、新車の定格でカタログ数値180PSに対して今でも160PSでており、グロス・ネットの表示の差を考えれば、我が家のZちゃんはまだまだ健在といったところでしょうか。でも今時の車よりは100PSほど落ちますが・・・・ 山形の積雪期は融雪剤で車も傷みが入るし、車高が低いと除雪車の代わりにフロントで雪はきをしてみたり、FRの車ではお尻がフリフリ状態となり、FFか4WDでないと危なくて乗れません。(昔はみなFRでしたが)そのせいか山形ではFRの車は少ないようです。たまにZ32を見かけるていどです。ちなみにサポートCARは軽トラです。 私にとっては青春時代の思い出の車ですが、うちの家族は「所詮いらない金食い虫」。ご老体をいたわる気配はなく、冷たい視線を浴びせられてかわいそうな「Zちゃん」ではあります。 昨年、ガソリンの暫定税率問題などもめていましたが、原点に返れば、道路は車を使う人のためだけでなく、様々の物流など、すべての国民のためのものであり、自動車の運転者だけに道路整備の負担を重くというのは、タバコ税・酒税と同様に取りやすいところから税金をとる安易な考えで、何かが違うのではと思います。 私のような田舎に住んでいる者は、都市部居住者と違い公共交通機関が未整備なため、バス路線さえなく通勤・買い物など車がなければ生活が成り立ちません。「田舎に人は住むな」という国策なら別ですが、ともかく原点に立ち戻り考え直すべきだと思います。国が今のままでは消費税が30%になっても、北欧のある国のように安心して老後を迎えられる国には永久にならないと思います。 後世代へ「負の遺産の押しつけ」や「付け」のたらい回しが横行し、子供たちに申し訳ないおもいです。 PS 農機具のトラクターやコンバインも揮発油税を払っています。免税の制度はあるのですが、面倒な手続きと、有料となる証明書などが必要で私のような小規模な農家では意味がありません。 12〜3月までの4ヶ月間、冬に走らない分1割り増しの自動車税や強制・任意保険料など安くならないものですかねー。
ホンダ シティ カブリオレ (家族からの冷たい視線に絶えきれず 第2号車・・・かみさんのタントに変身しました)
これまで乗っていた白いカブリオレですが、かみさんのタントに変わってしまいました。今の軽の室内が広さには驚きです。家族でカルタスとシティのどちらを廃車するかの話になったとき、家族全員が「雨が降ったら乗れない車は2台もいらない」との冷たい言葉。かわいそうなカブくんでありました。でも、部品とりとして買っておいたカブリオレが一台小屋の中で眠っております。いつか公道復帰をともくろんでいるところであります。これまではZちゃんの1年後で長男と同い年の昭和59年のシマニュアル5速でしたが、黒カブくんは昭和60年式のオートマです。 「太陽標準装備」のうたい文句の車なので、夏こそオープンカーの季節と思いましたが、真夏は日差しが強すぎてオープンでは走れませんでした。エアコン再起不能の状態でも、幌をかけないと頭がクラクラ・・・・・・。でも、春と秋はオープンドライブの季節です。風を体で感じて走るのは気分がいい。窓を閉めて年中エアコンを使っている人にはわからない「爽快感」があります。ZのTバールーフにもない開放感がありました。 ただ、今の車と比べるとどうしようもないパワー不足。超がつくほど走りがショボイです。ブルドックのどっかんターボにあこがれます。雪国でオープンは無理があるような気がしますし、次はブルドックかも。 昔の車は個性がありました。特に当時のHONDAは企業の考え・主張を鮮明に打ち出していたと思います。いまの車は、壊れににくく、乗っては快適ですが、どこのメーカーも同じような格好で個性がなく、全くひかれるものはありません。